Googleの不動産検索は不動産屋をつぶす?
8月12日、Googleマップに新しい機能、サービスが加わりました。
それは、「不動産検索」
このサービス、数ある不動産屋さんのサイトがどうなっていくんだろう。と興味持ってみています。
既存の不動産サイトは生き残ることができるのか。
それともGoogleというネームバリューに押されて、消えて行くのか。
このGoogleの不動産検索。
「エリア名+不動産」とか「エリア名+アパート」と検索すると、Googleマップ上に不動産情報が表示されて、もちろん地図をズームアウトすればもっと広いエリアで物件が探せるし、条件を入れていけば物件が絞りこまれていきます。
この、『リアルタイムで物件が絞り込まれる』という部分。
ここがうちのお客さんともろかぶり…。
結構、こういう物件の検索方法なかったんですよね…。
一般的に街の不動産屋さんのホームページのあり方としては、お店自体で物件検索システムを導入するか、大手不動産ポータルのシステムを利用するか。ということが考えられます。
お店自体でシステム導入
お店自体でシステムを導入する場合、お店独自のフォーマットでシステムを作れば、オリジナルの検索システムができるし、多分金額的には初期払ってしまえば、月々の管理費みたいな感じで制作会社に払うくらいだと思います。
だいたい月額1万ちょっととかじゃないのかな。
ただ、GoogleやYahooにしっかりと拾われないと、そこから利益に結びつけるには非常に難しいんじゃないかと思います。
ようは検索に引っかかるようにしておかないと、誰も見てくれないサイトが出来上がるわけです。
大手不動産検索ASP利用
もう一方、大手不動産ポータルのシステムを利用する場合、第一に検索される可能性が高まると言えると思います。
ユーザーが来る割合がハンパなく違うはずですからね。
ただそこには多くの不動産屋さんが集まってるので、そこから選ばれる確率も考えとかないといけないですけどね。
問題なのは大手不動産検索ASPの利用料。
これ、バカ高いはずなんです。
月10万以上するんじゃないかな…。
Googleマップ不動産検索
そこに現れたGoogleマップの不動産検索。
その不動産情報はジアースが提供しているようで、ジアースに不動産情報を提供するのが有料か無料かわかりませんが、ジアースに情報を提供すればGoogleに掲載されることを考えると、これはなかなか今までの不動産サイトを覆すものになりそうな予感がします。
Googleに掲載されるということは、探すユーザーもものすごく多いわけで、利用料も大手ASPほど高くなければ、不動産屋さんにとってはとても魅力的なものになるはず。
もちろんそこだけじゃなくて、自社サイト+Google的に考えるのが一番だと思いますけど。
このGoogleマップ不動産検索の将来が非常に楽しみです。
お客さんと競合になってしまうので、楽しみじゃいけないんですけどね…。
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