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お仕事 思うこと

仕様変更にどこまで対応するべきなのか


WordPressでコーポレートサイトを作る場合、『お客さんで更新ができるように』という要望が必ずあります。(そのためのWordPressみたいなもんですし)

固定ページで会社概要などを作成し、ブログを投稿で。という程度であれば問題はないんですが、例えば宿泊情報などを掲載する場合、カスタムフィールドを使って入力項目を増やしたりする必要が出てきます。

この時、最初は選択肢が4つだったのに、完成直前に『選択肢一つ増やせませんか?』といった要望を受ける時があります。

こういった要望にどこまで応えるべきでしょうか。

目次

  1. 基本的には追加見積もりでいいと思う
  2. でも、冷酷すぎてもいけない
  3. そのコントロールが難しいところ
  4. まとめ

基本的には追加見積もりでいいと思う

あくまでも基本的には『追加見積もり』という考えでいいと思います。
(選択肢1つ追加するだけでいいなら見積もりいらないけど、その一つを追加することによって別処理も必要となる場合)

A→B→Cという処理をさせようとしているのに、そこで選択肢が1つ追加されることで、A→BもしくはD、BならC、DならEとかってなる場合は、やはり追加見積もりでしょう。

ただお客さんにとっては、『いやいや選択肢一つ増やすだけだから』みたいな軽いノリで言われることが多いんですよね。
それをきちんと説明するのも仕事のうちなんでしょうけど。

でも、冷酷すぎてもいけない

なんでもかんでも『お金』みたいになってもいけないとは思います。
(お金というか、作業必要だから作業賃を。という話なんですけどね)

追加で来るもの全てに見積もりを発生させていては、後々続かない気がします。

そこに人としての優しさというか、温かさを保つ必要があるのかなぁ。と思います。
『相手に与える』ことで、自分にも与えてもらえるとかんがえるならば、やはり最初に『与える』必要がありますよね。

ただここで甘くし過ぎると、相手が調子乗ってきて…というパターンもあるので、なんとも難しいところですよね。

例えば、なんかの作業と一緒にするから、他の作業を安く見積もったら、『これ、この前より高くなっとうやん』とかって言われたりして、『いやいや、それはですね…』と説明する手間が増えたりしちゃうのも…

そのコントロールが難しいところ

安く見積もりすぎても行けないし、高く見積もりすぎても行けないし、その加減って非常に難しいですよね。

あとはお客さんによっても、作業が発生することに理解を示して、気持よく見積もりにOKだしてくれるお客さんとか、なんとか値下げさせようとしてくるお客さんとか。
この辺り、ほんと難しい。

いかにお客さんをコントロールしていけるか。というところで、直請けであればすべて自分の責任で解決するんですが、下請けだったり、孫請けだったりすると、ほんと振り回されますよね…。

まとめ

一つその仕様変更を受け入れちゃうと、流れで次も次もと来ることをしっかりと頭のなかに入れておく必要がありますね。
なんか標語みたいなの書いてモニター横にでも貼っておく必要がありそうです。

まだまだ安定しないと『あ~ここで追加見積もりほしいけど、そうすると次がないかも…』なんてことも頭の中よぎりますよね。
でも、そこで追加見積もりが必要な理由を説明できて、それに応じてくれるお客さんであれば、そちらと仕事できる方がいいですよね。

『あっちの会社なら、ここまでやってくれるのに』と言ってくるお客さんであれば、『じゃあ、そっちにお願いされてどうぞ』と言えるくらいがいいんでしょうが…。
早く言えるようになりたいです…
そいぎ~。


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