今日は暖かかったですね。
上着いらなかったです。
さて、子供が言うことを聞かない時に『○○せんなら、鬼が来るよ』とかって言い回しを聞くことがあります。
例えば、『ちゃんと歯磨きせんなら、鬼が来るよ』とかですね。
歯磨きじゃなくても、お風呂はいらないとか、お着替えしないとか、いろいろですね。
何故か最近、うちの奥様もこれがブームらしく、何かと『鬼が来る』を連呼してる気がします。
ただそれを聞きすぎると、『なんだかそれって、効果があるようで、ない気がするな』とか思っちゃったりするわけです。
奥様に提案する意味も含めて、『鬼が来るよ』を使わないでいい方法がないものか、考えてみます。
(長いけど、たいしたオチになりませんでした…)
目次
『鬼が来る』を使う理由
小学生くらいになれば、『○○しなさい』で済むんです。
ただ、幼稚園、保育園に通う頃だと、きちんとやってくれる日や、気分が乗らずになかなかやってくれない日も。
昨日はこの方法でうまくいっても、今日がうまくいくとは限らない。
なぜ今あなたが歯磨きしないといけないのか。
それはね…
と、理路整然と道筋を立てて相手に説明しても、それが通じる相手ではありませんしね。
だから『鬼』という子供にとって『コワイ』存在を引き合いに出して、その作業をさせようとしているんだと思います。
でも、そう考えると『それをしないことによって、あなた(子供)にどういう影響があるか』というよりは、『それをしないことによって、私(親)にどういう影響があるか』という方が本質で、会社に遅刻するとか、10時から病院にいかないといけないとか、そのために『鬼』の名を使ってやらせようとしてるんだと思います。
『鬼が来る』の問題点
奥様が使うようになって、気づいた点があります。
それは、
- 恐怖心に耐性がついてしまうんじゃないか感
- 子供の為より自分のため感
の2点。
恐怖心に耐性がついてしまうんじゃないか感
一つ目は、『鬼』というものに恐怖を感じなくなってしまうんじゃないかと。
実は、節分にお兄ちゃんに優しい顔のお面をもらっているのもあって、それほど怖さを感じていなかったりします。
使いすぎることによって、『鬼来るっていうけど、全然こんやん』みたいになっちゃう可能性がありますよね。
使うほうがオオカミ少年みたいな。
子供の為より自分のため感
もう一つは、上でも書いたけど、目的が『私(親)』が『○○したい』から、鬼の名前を借りてるってことです。
それなんか卑怯じゃない?鬼がかわいそうじゃない?なんて思ってしまうんですよね。
結局、誰のためなんだか…
『鬼が来る』の代わりにコイツだ!
では、『鬼が来る』ではないバージョンを考えてみましょう。
もちろん、連呼すると効果は薄まってしまうので、一発で覚えるインパクトと恐怖心が必要になります。
ですが、実はもう見つけてしまってるんです。
やっぱりガオーさんですよね。
これ、一度見せるとほんとすごいですよ。
自分も子供の頃に見たらトラウマになると思いますもの。
つまり、一度お昼に『いうこと聞かない子のとこには、ガオーさんがくるってよ』とこの動画を見せておけば、以降『ガオーさんが来るよ』が、魔法の言葉になるわけです。
でもこのままだと、問題点の2つ目をクリアしていませんよね…。
感情に訴えろ!『パパが悲しい?』『ママが悲しい?』
よく育児系の雑誌にあるのは、『お子ちゃんが○○してくれないと、パパ悲しい』というように、それをしないことによって、『パパ(ママ)』が悲しいんだと気づかせる。
『パパ(ママ)』が悲しむのをみるのは嫌よね『お子ちゃん』、だから○○してね。
と泣き落しっぽい意外と古風な作戦。
でもこれって嘘よね?
いや、嘘ではないかもしれないけれど、問題点の2つ目を考えると、嘘に近いよね。
僕なりの代替案(まとめ)
結局のところ、『鬼は出さない』のは簡単なんですが、『じゃあなんでやらないといけないのか』というところが難しいですよね。
色々と試したんですが、僕の考える代替案は、やはり『子供をのせる』ことが一番いい解決方法だと思います。
いや『なんでやらないといけないのか』部分を答えず、ずらした感じになっていますけどね…。
『お子ちゃんが○○せんなら、パパがしようかなぁ』とか、『パパのほうが上手にできるんやな~い』とか、『パパが先に着替えてしまおう』とか、つまり、子供は競争とか真似とか好きなので、それを利用してあげるってことですね。
でもこれって、こっちも100%余裕のあるときじゃないと難しいんですよね。
一回やってうまく乗ってくれればいいけど、全然そんなテンションじゃなかったりすると、もうこっちも余計に疲れてしまいますからね…。
うーん、かなり妥協してますが、これが一番いいと思うんだけどなぁ。
なんか他に方法ありますかね…。
そいぎ~。